「北鎌フランス語講座 - ことわざ編」では、フランス語の諺の文法や単語の意味、歴史的由来などを詳しく解説します。

北鎌フランス語講座 - ことわざ編 索引(あいうえお順)

ことわざ総合索引(あいうえお順)

ことわざ編、読解編、文法編で取り上げた主な諺を「あいうえお順」に並べてあります。
クリックする前に、フランス語の諺が頭に浮かべば、暗記できている証拠です。

表面上は似ていても、意味・ニュアンスや使い方はかなり異なる場合があります。詳しくは、個別の諺の解説を参照してください。

日本語の諺(または慣用表現)は太字にしました。
Les proverbes (ou expressions) japonais sont écrits en gras. Leurs équivalents en français sont accessibles en cliquant sur les liens correspondants.
A consulter aussi la page de « Proverbes japonais. »

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

あ行

愛においては、たとえ多すぎたとしても十分ではない
愛の鞭よく愛する者はよく罰する
愛は軽々しく扱わないものだ
悪銭身につかず不正に獲得された財産は決してためにならない
朝の雨は巡礼者を喜ばせる
朝の蜘蛛、悲しみ。昼の蜘蛛、気がかり。夜の蜘蛛、希望。
明日は明日の風が吹く一日の苦労は一日にて足れり 〔聖書〕
明日の百より今日の五十追いかけるよりも、持っていたほうがいい
明日の百より今日の五十2つの「いまに手に入るよ」よりも、1つの「はいどうぞ」のほうがいい
頭隠して尻隠さず駝鳥(だちょう)の方針を取る
頭の数だけ意見がある
羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹くやけどをした猫は冷たい水を恐れる
あとでどうなろうとも、なすべきことをなせ
あとの祭なされたことは、なされたことだ
あとは野となれ山となれわがあとは洪水になれ!
あばたもえくぼ恋は盲目
虻蜂(あぶはち)取らず抱きかかえすぎる者はうまく抱きしめない
虻蜂取らず二兎を追う者は一兎をも得ず
雨垂れ石を穿つ
雨のあとでは良い天気
ありあまる財産は害にはならない
ある釘が他の釘を追い出す
案ずるより産むが易し大変なのは最初の一歩だけだ
言い訳をする人は自分を告発している
言うは易く、行うは難し批評は簡単だが技芸は難しい
生きている者は分かるだろう
生きるために食べるべきなのであって、食べるために生きるべきなのではない
いくつもの「もし」を使えば、パリを瓶に入れることだってできる
行けるところまで行き、死ぬべきところで死ね
石の上にも三年転石(てんせき)苔を生ぜず
石橋を叩いて渡れ慎重は安全の母
医者に行くよりもパン屋に行くほうがいい
医者の不養生靴屋が一番悪い靴を履いている
急がばまわれゆっくり行く者は確実に行く
急がばまわれゆっくり急げ
偉大な精神の持ち主は出会うものだ
一円を笑う者は一円に泣く1スーは1スーだ
1スーは1スーだ
一回は習慣ではない
一挙両得一石二鳥
一寸の虫にも五分の魂一本の髪の毛は、いかに細かろうとも、陰をつくる 〔読解編〕
一石二鳥
一滴の水が花瓶からあふれさせる(→こちらの本に記載)
一歩一歩、人はかなり遠くへ行く
一日の苦労は一日にて足れり 〔聖書〕
一羽の燕は春をつくらない
1 杯なら大丈夫でも、3 杯飲めば大惨事
命あるかぎり希望がある
犬は吠えるがキャラバンは進む
服装が修道士を作るわけではない
鰯(いわし)の頭も信心から救うものは信仰しかない
岩の下にうなぎがいる
因果応報酒を樽から出したら、飲まなければならない
因果応報人は自分が蒔(ま)いたものを収穫する
因果応報人は自分のベッドを整えた通りに寝る
牛の前に犂(すき)を置く
嘘つきは泥棒の始まり卵を盗む者は牛を盗む
美しい牢獄も、醜い恋も存在しない
独活(うど)の大木雑草はたえず生長する
うまい酒には看板はいらない
馬の耳に念仏ろばに歌を歌え、そうすればろばはあなたに屁をするだろう
生まれつきのものを追い払ってみたまえ、それは駆け足で戻ってくる
噂をすれば影がさす狼について話をすると、その尻尾を見る
雲古は動かせば動かすほど、ますます臭う
絵に描いた餅スペインに城(を築く)
海老で鯛を釣る→卵を与えて牛を得る
追いかけるよりも、持っていたほうがいい
おいしいワインに看板はいらない
老いた猿におかしな顔のつくり方を教えたりはしない(→こちらの本に記載)
老いた牝(めす)らばに金の轡(くつわ)
大きな病気には荒療治
狼は共喰いしない
狼について話をすると、その尻尾を見る
お金がなければスイス人はいない
お金の傷で死ぬことはない
お金は臭わない
お金は良い召使であり、悪い主人だ
岡目八目批評は簡単だが技芸は難しい
遅くなってもやらないよりはましだ
同じ穴のむじな一つの縁なし帽に二つの(三つの)頭
同じ穴のむじな狼は共喰いしない
鬼のいぬ間に洗濯猫が去って鼠たちが踊る
斧(おの)のあとで決して柄(え)を投げてはならない
己の欲せざるところ、人に施すことなかれ人にされたくないことを他人にするな
溺れる者は藁をもつかむ
思い邪なる者に災いあれ
親の愛は下に下りる、そして遡らない
親の心 子知らず親の愛は下に下りる、そして遡らない
終わりよければすべてよし
雄鶏からろばに飛び移る
女が欲することは神が欲する
女心と秋の空しばしば女は心変わりする。女を信用する者は大馬鹿だ

か行

飼い犬を溺れさせたい人は、その犬が狂犬病だと言って非難する
カエサルのものはカエサルに返す必要がある
蛙の子は蛙この父にしてこの子あり
書かれたものは書かれたものだ
各人が自分の仕事をすれば、きちんと牝牛の番ができるだろう
風がさらっていくも同然だ
風と共に去りぬ→風がさらっていくも同然だ
風に逆らって小便をする者は自分の歯をすすぐ
風を蒔く者は嵐を収穫する
火中の栗を拾う
勝っているチームは変えないものだ
河童に水練→老いた猿におかしな顔のつくり方を教えたりはしない
河童の川流れ躓かない名馬はない
勝てば官軍、負ければ賊軍最も強い者の理屈がつねに最もよい理屈
金の切れ目が縁の切れ目お金がなければスイス人はいない
禍福(かふく)はあざなえる縄のごとし金曜日に笑う人は日曜日には泣くだろう
壁に耳あり
壁の下部においてこそ、石工のことがわかる
果報は寝て待て財産は眠っている時にやってくる
果報は寝て待て待つことができる人には、すべてはちょうどよい時にやって来る
かまどと粉ひき小屋に同時にいることはできない
我慢は知識にまさる
亀の甲より年の功古い鍋でこそ最良のスープは作られる
刈り取るためには種をまく必要がある
画竜点睛仕上げが仕事に栄冠を授ける
狩に行く者は席を失う
かわいい子には旅をさせよよく愛する者はよく罰する
艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす逆風は人を賢くする
堪忍袋の緒が切れる→一滴の水が花瓶からあふれさせる
きちんとやり、言わせておけ
機会が盗人を作る
旗幟(きし)を鮮明にせよ扉は開いているか閉まっているかでなければならない
傷つけるのは本当のことだけだ
気詰まりがあるところでは、楽しみはない
気は心→大切なのは気持ちだ
逆風は人を賢くする
今日できることを明日にのばすな
漁夫の利(漁父の利)火中の栗を拾う
議論から光明は射す
気をつけろ列車のあとにまた列車
金曜日に笑う人は日曜日には泣くだろう
苦あれば楽あり雨のあとでは良い天気
空中楼閣スペインに城(を築く)
空腹は狼を森から追い出す
空腹は耳を持たない
靴屋が一番悪い靴を履いている
口は災いの元話す前に口の中で七回舌を回す必要がある
位高ければ徳高きを要す
クリスマスはバルコニーで、復活祭は暖炉で
君子危うきに近寄らず手出しをする者は刺される
ケ・セラ・セラ→生きている者は分かるだろう
結婚では、だませる者はだませ
けちな父親に放蕩息子
欠席者はつねに間違っている
剣を取る者は皆、剣で滅びる
恋は盲目
好機逸するべからず鉄は熱いうちに打て
好機は禿(は)げている
降誕祭 来いよ来いよ! でやってくる
郷に入っては郷に従えローマでは、ローマ人たちのように行え
弘法は筆を選ぶ→下手な職人、良い道具を持たず
弘法も筆の誤り躓かない名馬はない
告白された過ちは半分許されている
五十歩百歩それは白い帽子と白帽子だ
虎穴に入らずんば虎児を得ず何も危険を冒さない者は何も得ない
小銭も集まれば大金になる→小さな流れが大きな川をつくる
言葉が話せれば、ローマへも行ける→舌を持つ者はローマに行く
言葉は銀で、沈黙は金だ
言葉は飛び去るが、書かれたものは残る
この父にしてこの子あり
この主人にしてこの召使いあり
この世では誰もが十字架を負って生きている 〔聖書〕
殺す前に熊の皮を売ってはならない
転がる石は苔を蓄えない→転石(てんせき)苔を生ぜず
転ばぬ先の杖治療するより予防するほうがいい
衣ばかりで和尚はできぬ服装が修道士を作るわけではない

さ行

最後に笑う者がよく笑う
財産は眠っている時にやってくる
才能は年の数を待たない(→こちらの本に記載)
最良は良いものの敵
盃(さかずき)から唇までは遠い
酒中に真実あり
砂上の楼閣スペインに城(を築く)
雑草はたえず生長する
錆を落とす(殴られる)よりは、錆びついた(腕が鈍った)ほうがいい
猿も木から落ちる躓かない名馬はない
去る者は日々に疎し目から遠くに、心から遠くに
触らぬ神にたたりなし手出しをする者は刺される
触らぬ神にたたりなし眠っている猫を起こしてはならない
三度の引越しは一度の火事に匹敵する
三人寄れば文殊の知恵一つの意見よりも二つの意見のほうがいい
幸せに生きるためには、隠れて生きよう
4月には糸一本脱ぐな、5月には好きなようにしろ
自業自得酒を樽から出したら、飲まなければならない
自業自得人は自分が蒔(ま)いたものを収穫する
自業自得人は自分のベッドを整えた通りに寝る
地獄は善意で敷き詰められている
仕事によって職人のことは知られる
時代変われば風習変わる
親しき仲にも礼儀ありなれなれしさは軽蔑を生む
舌を持つ者はローマに行く
しばしば女は心変わりする。女を信用する者は大馬鹿だ
自分自身ほどうまく世話を焼ける人はいない
自分の故郷では誰も預言者ではない
釈迦に説法→老いた猿におかしな顔のつくり方を教えたりはしない
習慣は第二の天性
修身斉家治国平天下→順序だった慈善は自分自身から始まる
十人十色頭の数だけ意見がある
十人十色趣味と色については議論してはならない
14時に正午を求めてはならぬ(→こちらの本に記載)
順序だった慈善は自分自身から始まる(→こちらの本に記載)
上手の手から水が漏る躓かない名馬はない
支離滅裂雄鶏からろばに飛び移る
人事を尽くして天命を待つ天は自ら助くる者を助く
人事を尽くして天命を待つ人間が提案し、神が意のままにする
食欲は食べるにつれて出てくる
真実は井戸の底にある
真実は酒の中にある
真実は皆を殴って殺す棍棒だ
信じる者は救われる救うものは信仰しかない
慎重は安全の母
救うものは信仰しかない
少しずつ鳥は巣を作る
少しの雨が大きな風を鎮める
スコップが火かき棒をあざ笑う→それは慈善病院をあざ笑う施療院だ
すべての真実が言うのが良いわけではない
すべての道はローマに通ず
炭焼きも自分の家では主人だ
ずる賢い人には、その 1.5 倍ずる賢い人
精神一到何事か成らざらん望むことは、できることだ
聖メダールの日に雨が降ると、その後40日間雨が降る
聖ルシアの日には、蚤が跳ぶ分だけ日が長くなる
世界で一番美しい娘も、持っているものしか与えられない
背に腹は代えられぬ空腹は狼を森から追い出す
絶対に言ってはならない、「泉よ、おまえの水は飲まないぞ」とは
栴檀は双葉より芳し→才能は年の数を待たない
千里の道も一歩から一歩一歩、人はかなり遠くへ行く
阻止できないことは欲する必要がある
備えあれば憂いなし忠告を得た人は二人に値する
それは慈善病院をあざ笑う施療院だ
それは白い帽子と白帽子だ
それは鍋をあざ笑うフライパンだ→それは慈善病院をあざ笑う施療院だ
それは藁(わら)と梁(はり)だ→それは慈善病院をあざ笑う施療院だ

た行

大山鳴動して鼠一匹
大切なのは気持ちだ(→こちらの本に記載)
大同小異それは白い帽子と白帽子だ
大変なのは最初の一歩だけだ
太陽は万人のために輝く
抱きかかえすぎる者は、うまく抱きしめない
たくさんクリスマスと叫んだので、ついにクリスマスがやって来た
駝鳥(だちょう)の方針を取る
蓼喰う虫も好き好き趣味と色については議論してはならない
棚からぼた餅財産は眠っている時にやってくる
卵を与えて牛を得る
卵を盗む者は牛を盗む
卵を割らずにオムレツを作ることはできない
だます人には、その 1.5 倍だます人
黙っている者は同意している
便りのないのはよい便り
酒を樽から出したら、飲まなければならない
足るを知る最良は良いものの敵
足るを知るつぐみがいなければ、黒歌鳥(くろうたどり)を食べる
誰が生き、誰が死ぬかはわからないものだ
誰しも自分の雲古はいい匂いがする
誰しも自分のおならはいい匂いがする
誰と交友しているのか言ってみたまえ、君が誰だか言いあててみせよう
誰も彼もを満足させることはできない
'誰も不可能なことをする義務はない
戯れに恋はすまじ愛は軽々しく扱わないものだ
短気は損気忍耐と長い時間は、力よりも怒りよりも多くのことをする
小さな流れが大きな川をつくる
借金を返す者は金持ちになる
チャンスの女神ははげ頭
忠言耳に逆らう傷つけるのは本当のことだけだ
忠告者は支払う人ではない
忠告を得た人は二人に値する
中傷しろ、そうすればそのことによって必ず何かか残るだろう
塵も積もれば山となる1スーは1スーだ
塵も積もれば山となる小さな流れが大きな川をつくる
塵も積もれば山となる少しずつ鳥は巣を作る
治療するより予防するほうがいい
つかまえると思っていた者がつかまえられる
つぐみがいなければ、黒歌鳥(くろうたどり)を食べる
壺を何度も水汲みに持って行くと、ついには割れる
冷たい手、暖かい愛(手が冷たいのは愛している証拠)
出会わないのは山だけだ
手が冷たい人は心が温かい冷たい手、暖かい愛
敵の敵は味方だ
敵を知り己を知れば百戦危うからず忠告を得た人は二人に値する
手出しをする者は刺される
鉄は熱いうちに打て
鉄を鍛えることによってこそ、人は鍛冶屋になる
出る杭は打たれる幸せに生きるためには、隠れて生きよう
転石(てんせき)苔を生ぜず
天に唾す風に逆らって小便をする者は自分の歯をすすぐ
天は自ら助くる者を助く
灯台もと暗し→14時に正午を求めてはならぬ
遠くへ旅しようとする者は自分の馬をいたわる
尖ったおなかが男の子をはらんだためしはない
時は金なり 〔文法編〕
毒を喰らわば皿まで酒を樽から出したら、飲まなければならない
とげのない薔薇はない
所変われば品変わる時代変われば風習変わる
所の神様ありがたからず自分の故郷では誰も預言者ではない
どのメダルにも裏がある
扉は開いているか閉まっているかでなければならない
友達の友達は友達だ
とらぬ狸の皮算用殺す前に熊の皮を売ってはならない
努力のあとで、元気づけ

な行

長い鼻が美しい顔を台なしにしたためしはない
長いものには巻かれろ最も強い者の理屈がつねに最もよい理屈
長いものには巻かれろ阻止できないことは欲する必要がある
長旅した人のほら話
泣きっ面に蜂不幸は決して単独ではやって来ない
情けは人のためならず人はしばしば自分より小さい者を必要とする
なされたことは、なされたことだ
何かにとっては不幸も良い
何ごとにつけても結末を考慮する必要がある
何も危険を冒さない者は何も得ない
ナポリを見てから死ね
習い性(せい)となる習慣は第二の天性
習うより慣れろ鉄を鍛えることによってこそ、人は鍛冶屋になる
なるようになる→生きている者は分かるだろう
なれなれしさは軽蔑を生む
何でもないことで大騒ぎ
何人も法を知らないとは見なされない
憎まれっ子世に憚る雑草はたえず生長する
にしん樽はいつまでもにしんくさい
似た者は集まる
日光を見ずして結構と言うなかれナポリを見てから死ね
二度あることは三度ある
二兎を追う者は一兎をも得ず二匹のうさぎを同時に追いかける者は、一匹のうさぎもつかまえない
二兎を追う者は一兎をも得ず二匹のうさぎを同時に追いかけてはならない
二兎を追う者は一兎をも得ず抱きかかえすぎる者は、うまく抱きしめない
人間が提案し、神が意のままにする
人間万事塞翁が馬金曜日に笑う人は日曜日には泣くだろう
忍耐と長い時間は、力よりも怒りよりも多くのことをする
忍耐はろばの美徳
濡れ手で粟火中の栗を拾う
猫が顔を洗うと まもなく雲行きが怪しくなる
猫が去って鼠たちが踊る
猫として生まれた者は鼠を追いかける
猫に小判豚の前に真珠を投げるな
猫に小判ろばに歌を歌え、そうすればろばはあなたに屁をするだろう
寝た子を起こすな眠っている猫を起こしてはならない
寝る子は育つ眠る者は食事をしている
眠っている猫を起こしてはならない
眠っている水ほど悪い水はない
眠る者は食事をしている
望むことは、できることだ
のどが渇いていないろばに水を飲ませることはできないだろう
ノブレス・オブリージュ
乗りかかった船酒を樽から出したら、飲まなければならない
飲んだ者は飲むだろう

は行

(ばか騒ぎする)人は多ければ多いほど楽しい
馬鹿はローマに行って戻ってきても、やっぱり馬鹿だ
馬鹿につける薬はないろばの顔を洗っても洗剤の無駄だ
馬鹿につける薬はないろばをメッカに連れていっても、戻ってくるときはやっぱりろばだ
馬鹿は白髪にならない
走っても無駄だ、ちょうどよい時に出発する必要がある
馬耳東風ろばに歌を歌え、そうすればろばはあなたに屁をするだろう
八方美人やぎとキャベツ(の両方)に配慮する
洟(はな)が出ていると気づいたら洟をかめ
話す前に口の中で七回舌を回す必要がある
パニュルジュの羊
早起きは三文の得世界は早起きをする人々のものだ
腹が減っては戦はできぬ空腹は耳を持たない
腹が減っては聞く耳持たぬ→空腹は耳を持たない
パリは一日にしてならず
光るもの必ずしも金ならず
引越し貧乏→三度の引越しは一度の火事に匹敵する
必要が法を作る
一つの意見よりも二つの意見のほうがいい
一つの鐘しか聞かない者は一つの音色しか聞かない
一つの縁なし帽に二つの(三つの)頭
人にされたくないことを他人にするな
人は金持ちにしか貸さない
人はしばしば自分より小さい者を必要とする
人は自分が蒔(ま)いたものを収穫する
人は自分のベッドを整えた通りに寝る
人は聖人を知っているとおりに敬う
人はつねに初恋に戻るものだ
人は罪を犯すきっかけとなったものによって罰せられる
人はパンのみにて生くるにあらず 〔聖書〕
人は皆と自分の親父を満足させることはできない
一人失うと十人見つかる
火のないところに煙は立たぬ
批判はやさしいが、作るのは難しい→批評は簡単だが技芸は難しい
批評は簡単だが技芸は難しい
日々は続くが、互いに似ることはいない
百姓は、下手(したて)に出ればつけあがり、威圧をすれば媚びへつらう
百聞は一見に如かず 〔文法編〕
貧者に与える者は神に貸す
覆水盆に返らずなされたことは、なされたことだ
不幸な者のなぐさめは、同類を持つことである
不幸は決して単独ではやって来ない
不幸は不幸を呼ぶ 〔文法編〕
不正に獲得された財産は決してためにならない
蓋が見つからないほど粗末な壺は存在しない
二つの悪の中では、小さいほうを選ぶ必要がある
二つの「いまに手に入るよ」よりも、一つの「はいどうぞ」のほうがいい
豚に真珠豚の前に真珠を投げるな
豚の前に真珠を投げるな
二股をかけるやぎとキャベツ(の両方)に配慮する
付和雷同パニュルジュの羊
古い鍋でこそ最良のスープは作られる
下手な職人、良い道具を持たず
ペテロの服を脱がせてパウロに着せる
ベルトランを愛する者はその犬も愛す
坊主の不信心靴屋が一番悪い靴を履いている
吠える犬は噛まない
骨折り損のくたびれもうけ賭けをしても蠟燭代にもならない

ま行

馬子にも衣裳服装が修道士を作る
まかぬ種は生えぬ刈り取るためには種をまく必要がある
まず隗より始めよ→順序だった慈善は自分自身から始まる
待ちに待った復活祭も、一日であっというまに過ぎてしまう
待つことができる人には、すべてはちょうどよい時にやって来る
祭が過ぎたら、さようなら聖人様
待てば海路の日和あり待つことができる人には、すべてはちょうどよい時にやって来る
満足は富にまさる
ミイラ取りがミイラになるつかまえると思っていた者がつかまえられる
水は川へ行く
水を得た魚水の中の魚のように幸福である
三つ子の魂百まで生まれつきのものを追い払ってみたまえ、それは駆け足で戻ってくる
三つ子の魂百まで猫として生まれた者は鼠を追いかける
無為は悪徳の母
寧ろ鶏口となるも牛後となるなかれローマで二番でいるよりも、自分の村で一番でいるほうがいい
目から遠くに、心から遠くに
目くそ鼻くそを笑うそれは慈善病院をあざ笑う施療院だ
めくらの国ではめっかちが王様だ
目には目を、歯には歯を
雌鶏は雄鶏の前では歌ってはならない
目的は手段を正当化する
もし空が落ちたとしたら、多くの雲雀(ひばり)がつかまえられるだろう
もし若者が知っていたらなあ、もし老人ができたらなあ
餅は餅屋各人が自分の仕事をすれば、きちんと牝牛の番ができるだろう
最も強い者の理屈がつねに最もよい理屈

や行

約束したことは、果たすべきこと(→こちらの本に記載)
約束は約束だ→約束したことは、果たすべきこと
やけどをした猫は冷たい水を恐れる
藪蛇眠っている猫を起こしてはならない
夕方に赤く、朝に白ければ、巡礼者日和だ
勇敢な心に不可能なものはない
有終の美仕上げが仕事に栄冠を授ける
雄弁は銀、沈黙は金言葉は銀で、沈黙は金だ
ゆっくり行く者は確実に行く
よい犬は血統で狩をする
よい勘定はよい友をつくる
良い(最良の)訴訟よりも悪い示談のほうがいい
良い血は嘘をつけない
良い猫には良い鼠
よく愛する者はよく罰する
用心は安全の母
預言者郷里(きょうり)に容(い)れられず自分の故郷では誰も預言者ではない
汚れた下着は家で洗え
よどんだ水ほど悪い水はない
夜目遠目笠の内夜にはすべての猫が灰色だ
夜は助言をもたらす
夜にはすべての猫が灰色だ
弱り目にたたり目不幸は決して単独ではやって来ない

ら行

楽あれば苦ありとげのない薔薇はない
理屈と膏薬はどこへでもつく飼い犬を溺れさせたい人は、その犬が狂犬病だと言って非難する
両極端は相通ず
良薬は口に苦し
リラックスできないと楽しめない
類は友を呼ぶ似た者は集まる
例外は規則を確固たるものにする
例外のない規則はない例外は規則を確固たるものにする
老少不定誰が生き、誰が死ぬかはわからないものだ
ローマで二番でいるよりも、自分の村で一番でいるほうがいい
ローマは一日にしてならず
ろばがろばをこする
ろばに歌を歌え、そうすればろばはあなたに屁をするだろう
ろばの顔を洗っても洗剤の無駄だ
ろばをメッカに連れていっても、戻ってくるときはやっぱりろばだ

わ行

わがあとは洪水になれ!
悪い仲間〔伴侶〕といるよりも一人でいる方がよい
破(わ)れ鍋に綴(と)じ蓋蓋が見つからないほど粗末な壺は存在しない













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